2025年は建築・土木で大きな法改正がありました。4月に建築基準法が改正され、5月には盛土規制法が施行されました。

いま現在、長崎市での木造住宅の坪単価は80~100万円に激上がりしています。(全国的に価格上昇)

これが何を意味するかというと、一般的な広さ(120㎡程度)の新築住宅を建築する場合、建物価格が4,000万円ほどかかるため
新規の土地購入が難しくなってきているのです。

つまり、建物も土地も新規購入するための資金が不足するケースが続出しているのです。

この対策としては、親族の土地を使用貸借もしくは贈与等にすることが必要になります。多くの場合が既存宅地に新築することになるわけですが
ここで問題になるのが『盛土規制法』です。

これまでは宅造規制区域がその対象でしたが、今後はすべての土地が盛り土・切土の規制を受けることになるのです。

具体的には、宅造等規制区域以外の土地については県庁の盛土対策室が管轄することになるため、この部署はいま大忙しなのです。