先日、配筋検査が2件たてつづけにありました。かし保証保険が義務付けられて数年が経ちましたが、ちょっと感じたことはベタ基礎のベタの部分、つまり、耐圧盤(土間ともいう)の配筋の鉄筋の太さです。

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これまで、鉄筋の太さは10d(9ミリ径)のものが多かったのですが、最近では13d(12ミリ径)のものが標準になってきているようです。

この現場は木造二階建て枠組み壁工法(2×4)で屋根はガルバリウム鋼板と軽い材料にもかかわらず、底盤の配筋は13dの@200とかなり高いグレードになっています。

この規模の建築物(4号)では通常は基礎の構造計算は行われず、地盤調査の結果をもとに建築士が判断する場合がほとんどです。

この現場の場合は会社の方針で危険側の判断として、規定より高いグレードに設定することになっているようです。

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