以前リフォーム工事をさせていただいたT様より、
T様所有の賃貸住宅前の敷地にあらたなアパート建設のお話があった。

T様賃貸計画

ところが、敷地全体の幅は約6mにもみたない、前面道路は6mあるものの
これでは、細長い建物しか建てられない。

この場合、同じ敷地に既存建築の付属物として建築すれば同一敷地内にも
建築は可能だが、今回のような共同住宅になれば『可分・不可分』の問題が
でてくる。
*参考:用途上 可分・不可分

結局、奥の既存建物のための接道が2m必要になるため、手前の共同住宅は
わずか、3.8m足らずの幅に建築するしかない。これでは、共同住宅を建築
する余地はないに等しいといえます。