• 一般的な築20年以上の木造戸建住宅の特徴として、たとえば

    ・1階に12畳以上の広いリビングがある
    ・南面に大開口窓がある
    などがあげられますが、これら住宅の多くが耐力壁のバランスが悪いため、大地震が起きた時に大きな変形やねじれをおこしやすい構造になっていると、多くの専門家たちから指摘されています。

コストダウンを成功させるためには、工事にかかる前に十分な調査を行うことが大切です。たとえば、予定されている工事が浴室やキッチンなどの水廻りに限定されている場合でも、建物全体の調査(できれば敷地も含めて)を実施することが必須となります。

建物のリフォームの際には壁の一部を壊したりする場合が多々あります。壊した壁は当然また張りなおしますから、このときに壁補強や金物補強をします。これを道連れ工事といいます。

こういったプチ補強を繰り返し行うことで、すこしづつではありますが、建物の強度もアップしていくし、コストダウンにもつながっていくと思います。