事業所を開設するためには多大な資金が必要になる場合がありますが、資金の節約のために申請を自前でと考えている人は多いと思います。昨今は、インターネットの普及で専門的な情報が得やすくなってきています。

さて、中古物件を探していると色々と問題のある建物に出くわすことが多々あると思います。たとえばテナントビルの場合はこれまで様々な業種の営業拠点になっていたりして、主たる用途がはっきりしないなど、ネットで検索しても解決しない問題もけっこう多いのです。

たとえば、戸建の中古住宅を『学童保育』や『障害者の通所施設』にするとします。この場合にまずやるべきことは、営業許可を交付する障害福祉課等の行政窓口に相談にいくことです。

さらに、関連する行政窓口としては、市役所の建築指導課や消防署の予防課などがあります。一般的に行政窓口というとなにか堅苦しく、馴染みのないところではありますが、
役所というところは相談にいけば親切におしえてくれます。
逆に、事前の相談なしに違反行為等があった場合にはきびしい指導が入ります。

とくに、児童福祉施設等を開設する場合は注意が必要です。